正答3
解説
正解は3です。
医師が否定しても「不治の病にかかっていて助からない」と確信し、訂正できない状態は、健康に関する妄想です。
うつ病では、自分を過小に評価する内容の妄想がみられます。
【選択肢別解説】
1:× 血統妄想は、自分が高貴な家柄の出身だと確信する妄想です。
自分を過大に評価する誇大妄想の一種で、躁状態などでみられます。
2:× 誇大妄想は、自分の能力や地位、財産などを実際より大きく確信する妄想です。
躁状態でみられ、本例のような悲観的な内容とは反対です。
3:○ 心気妄想は、重い病気にかかっていると確信し、検査で異常がないと説明されても訂正できない妄想です。
うつ病でみられる微小妄想の一つで、本例の訴えと一致します。
4:× 迫害妄想は、誰かに危害を加えられる、追われていると確信する妄想です。
統合失調症で多くみられます。
5:× 被毒妄想は、食べ物などに毒を入れられていると確信する妄想です。
迫害妄想の一種で、統合失調症などでみられます。
【ポイント】
うつ病の微小妄想は、心気妄想(重い病気)、罪業妄想(重い罪を犯した)、貧困妄想(お金がない)の3つです。
躁病では反対に、誇大妄想や血統妄想がみられます。