正答5
解説
正解は5です。
脳性麻痺は、障害される部位によって病型が分かれます。
痙直型は錐体路の障害による筋緊張の亢進、アテトーゼ型は大脳基底核の障害による不随意運動が中心です。
【選択肢別解説】
1:× 視覚障害(斜視など)は、未熟児で多い痙直型、特に痙直型両麻痺でよくみられます。
アテトーゼ型に特徴的な症状ではありません。
2:× 知的障害は痙直型、特に四肢麻痺で多くみられます。
アテトーゼ型では知的機能が比較的保たれることが多いとされます。
3:× てんかんも痙直型、特に四肢麻痺や片麻痺で多く合併します。
アテトーゼ型に特徴的ではありません。
4:× 歩行障害は、痙直型でもアテトーゼ型でも重症度に応じてみられます。
アテトーゼ型に特徴的な症状とはいえません。
5:○ アテトーゼ型では、ゆっくりとねじれるような不随意運動がみられます。
筋緊張が変動し、意図して動こうとすると強まるのが特徴です。
【ポイント】
アテトーゼ型は、核黄疸や新生児仮死による大脳基底核の障害で起こります。
不随意運動、筋緊張の変動、構音障害(発話の不明瞭さ)が目立ち、知的機能は比較的保たれやすいと覚えます。