許容誤差限界(CV%)を求めるTonksの式を示す。
①内の数値として正しいのはどれか。
許容誤差限界(CV%)=基準範囲の幅×①÷基準範囲の中央値×100×1/2
正答1
解説
正解は1です。
Tonksの式は、基準範囲の幅から精度管理の許容誤差限界を求める式です。
許容誤差限界は「基準範囲の幅の1/4を中央値で割った百分率」とされます。
これを変動係数(CV)に直すときに、さらに1/2を掛けます。
【選択肢別解説】
1:○ Tonksは許容誤差限界を基準範囲の幅の1/4としました。
したがって①には1/4が入り、許容CVは基準範囲の幅の1/8を中央値で割った値になります。
2:× 1/2を入れると、許容誤差限界が本来の2倍に大きくなります。
Tonksの定義である1/4とは一致しません。
3:× 1を入れると、基準範囲の幅そのものを誤差として許すことになります。
精度管理の目標としては大きすぎます。
4:× 2を入れると、許容誤差が基準範囲の幅よりも大きくなります。
これでは測定値の臨床的な判定ができません。
5:× 4を入れると、許容誤差限界は1/4の場合の16倍になります。
式の係数として誤りです。
【ポイント】
Tonksの許容誤差限界は「基準範囲の幅×1/4÷中央値×100」です。
式の末尾の×1/2は、誤差限界(約2SDに相当)をCVに換算するための係数です。