正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
頸動脈超音波検査は、全身の動脈硬化の程度を非侵襲的に評価する検査です。
主に内中膜複合体厚(IMT)の計測と、プラークの有無・性状の評価を行います。
【選択肢別解説】
1:× 穿通枝は脳の深部を灌流する細い動脈です。
頸動脈超音波検査で観察する対象ではありません。
2:○ プラークは、厚さ1.1 mm以上の限局的な隆起性病変です。
動脈硬化症の患者で頸動脈分岐部や内頸動脈起始部によくみられます。
3:× ポリープは消化管や胆嚢などの粘膜にできる隆起性病変です。
動脈硬化の所見ではありません。
4:× デブリエコーは、胆嚢や嚢胞内の沈殿物などでみられる点状・層状のエコーです。
動脈硬化症に特徴的な所見ではありません。
5:○ 内中膜複合体は、血管内腔側の内膜と中膜を合わせた層です。
動脈硬化が進むと厚くなるため、IMTは早期動脈硬化の指標とされています。
【ポイント】
頸動脈のIMTは1.0 mm以下が正常とされ、1.1 mm以上の限局性隆起をプラークとします。
プラークは厚さに加えて、輝度や表面の性状、可動性も評価します。