正答1
解説
正解は1です。
骨代謝マーカーは、骨をつくる働き(骨形成)を反映するものと、骨を壊す働き(骨吸収)を反映するものに分けられます。
骨芽細胞が増殖して骨形成が亢進すると、骨形成マーカーが上昇します。
【選択肢別解説】
1:○ オステオカルシンは骨芽細胞がつくる非コラーゲン性の骨基質蛋白です。
骨形成が亢進すると血中濃度が上昇する骨形成マーカーです。
2:× デオキシピリジノリンは、骨のコラーゲン線維をつなぐ架橋物質です。
破骨細胞が骨を壊したときに放出される骨吸収マーカーです。
3:× Ⅰ型コラーゲン架橋C-テロペプチド(CTX)は、骨のコラーゲンの分解産物です。
骨吸収マーカーに分類されます。
4:× Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)は、骨のコラーゲンの分解産物です。
骨吸収マーカーに分類されます。
5:× 酒石酸抵抗性酸性ホスファターゼ(TRACP)は破骨細胞に含まれる酵素です。
破骨細胞の数や活性を反映する骨吸収マーカーです。
【ポイント】
骨形成マーカーは骨型アルカリホスファターゼ(BAP)、オステオカルシン、Ⅰ型プロコラーゲンN-プロペプチド(P1NP)です。
コラーゲンの「分解産物」は骨吸収、「合成時の切断片」は骨形成と区別しましょう。