正答1
解説
正解は1です。
フローサイトメトリは、液体の中を一列に流れる細胞にレーザー光を当てる測定法です。
散乱光と蛍光を細胞1個ずつ測定し、細胞の大きさや内部構造、表面抗原、DNA量などを解析します。
【選択肢別解説】
1:○ ヨウ化プロピジウム(PI)などのDNAに結合する蛍光色素で染めると、蛍光の強さからDNA量を測定できます。
細胞周期の解析や、腫瘍細胞の倍数性の解析に用いられます。
2:× フローサイトメトリでは、蛍光色素で標識したモノクローナル抗体を用います。
酵素で標識した抗体は、ELISAや免疫組織化学で用いるものです。
3:× 光源には、アルゴンレーザーなどのレーザー光を用います。
重水素ランプは、分光光度計で紫外部の測定に用いる光源です。
4:× ラテックスビーズなどの人工粒子も測定できます。
蛍光ビーズは装置の精度管理や、細胞数を絶対数で求める際の基準として用いられます。
5:× 前方散乱光から得られるのは、主に細胞の大きさの情報です。
細胞の内部構造(顆粒の多さなど)の情報は、側方散乱光から得られます。
【ポイント】
前方散乱光は大きさ、側方散乱光は内部構造と覚えましょう。
この2つを組み合わせたプロットで、リンパ球、単球、顆粒球の集団を分けることができます。