正答3
解説
正解は3です。
血液製剤は、不足している成分だけを補う成分輸血が原則です。
製剤ごとに、補う成分と使用目的が決まっています。
【選択肢別解説】
1:× アルブミン製剤は、膠質浸透圧を保ち、循環血漿量を回復させる目的で用います。
栄養補給を目的に用いることはありません。
2:× 新鮮凍結血漿は、凝固因子を補って出血を防ぐ目的で用います。
創傷治癒の促進を目的とするものではありません。
3:○ 赤血球液は、貧血や出血で不足した赤血球を補います。
ヘモグロビンによって、末梢の組織へ酸素を運ぶ能力を回復させることが目的です。
4:× 赤血球液と血小板濃厚液を併用しても、凝固因子や血漿蛋白は補えません。
全血の代用を目的とするものではなく、それぞれ不足した成分を補うために用います。
5:× 待機的な手術の前には、血小板数を5万/μL以上に保つことが目安とされます。
10万/μL以上を目標とするのは、頭蓋内手術など一部に限られます。
【ポイント】
赤血球液は酸素運搬、血小板濃厚液は止血、新鮮凍結血漿は凝固因子の補充、アルブミン製剤は循環血漿量の維持です。
製剤と目的を1対1で対応させて覚えましょう。