疾患あり100人、疾患なし100人の合計200人の集団に対し、スクリーニング検査を実施したところ、感度は90%、特異度は40%であった。
2×2表で正しいのはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
感度は、疾患ありの人のうち検査が陽性になる割合です。
特異度は、疾患なしの人のうち検査が陰性になる割合です。
それぞれの定義から、2×2表の各欄の人数を求めます。
【計算】
疾患ありの検査陽性(真陽性)= 100人 × 0.90 = 90人
疾患ありの検査陰性(偽陰性)= 100人 - 90人 = 10人
疾患なしの検査陰性(真陰性)= 100人 × 0.40 = 40人
疾患なしの検査陽性(偽陽性)= 100人 - 40人 = 60人
【選択肢別解説】
1:○ 検査陽性は疾患あり90人・疾患なし60人、検査陰性は疾患あり10人・疾患なし40人です。
計算結果と一致します。
2:× 疾患なしの検査陽性が40人、検査陰性が60人になっています。
これは特異度が60%の場合の表です。
3:× 疾患ありの検査陽性が60人になっています。
これでは感度が60%となり、条件と合いません。
4:× 疾患ありの検査陽性が60人、疾患なしの検査陰性が90人になっています。
感度と特異度の値を入れ替えたような表で、条件と合いません。
5:× 疾患ありの検査陽性が10人になっています。
これでは感度が10%となり、条件と合いません。
【ポイント】
感度と特異度は、疾患の有無の列ごとに縦方向で計算します。
陽性的中率(この例では90/150=60%)は検査結果の行ごとに横方向で計算する点と区別しましょう。