正答4
解説
正解は4です。
虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)は、冠動脈の動脈硬化を基盤として起こります。
動脈硬化を進める要因が危険因子(リスクファクター)になります。
この問題はリスクファクターでないものを選ぶので、○ が答え(危険因子ではないもの)です。
【選択肢別解説】
1:× 喫煙は血管内皮を傷害し、血栓をできやすくします。
虚血性心疾患の重要な危険因子です。
リスクファクターであるため、該当しません。
2:× 高血圧は血管壁に負担をかけ、動脈硬化を進めます。
虚血性心疾患の重要な危険因子です。
リスクファクターであるため、該当しません。
3:× 糖尿病は高血糖によって血管を傷害し、動脈硬化を進めます。
虚血性心疾患の重要な危険因子です。
リスクファクターであるため、該当しません。
4:○ 身体活動が多いことは、血圧や脂質、血糖を改善し、虚血性心疾患を減らします。
リスクファクターではなく、予防に働く因子です。
したがって、リスクファクターでないのは高身体活動です。
5:× 脂質異常症、特にLDLコレステロールの高値は、粥状動脈硬化を進めます。
虚血性心疾患の重要な危険因子です。
リスクファクターであるため、該当しません。
【ポイント】
虚血性心疾患の主な危険因子は、喫煙、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、加齢、男性、家族歴です。
運動不足は危険因子であり、身体活動の多さは予防因子と区別しましょう。