正答5
解説
正解は5です。
エチレンオキサイドガス滅菌は、エチレンオキサイドのアルキル化作用で微生物を死滅させる低温の滅菌法です。
プラスチック製品や内視鏡など、熱に弱い器材の滅菌に用いられます。
【選択肢別解説】
1:× エチレンオキサイドガスは、密封された液体の内部には十分に浸透しません。
薬液の滅菌には、ろ過滅菌や高圧蒸気滅菌を用います。
2:× 紙製の包材はガスを通すため、エチレンオキサイドガス滅菌に使用できます。
ガスを通さない包材は使用できません。
3:× 160℃程度の高温で長時間加熱するのは乾熱滅菌です。
エチレンオキサイドガス滅菌はおおむね40〜60℃の低温で行います。
4:× 加圧した飽和水蒸気で滅菌するのは高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)です。
エチレンオキサイドガス滅菌の特徴ではありません。
5:○ エチレンオキサイドは毒性や発癌性をもち、器材に残留します。
そのため滅菌後には、残ったガスを除去する十分なエアレーションが必要です。
【ポイント】
エチレンオキサイドガス滅菌は低温で行えますが、滅菌とエアレーションに時間がかかります。
高圧蒸気滅菌は121℃で15分以上、乾熱滅菌は160〜180℃で行う点と対比して覚えましょう。