正答1
解説
正解は1です。
ホルモンの多くは日内変動を示し、採血時刻によって値が大きく変わるものがあります。
朝に高く夜に低い代表はコルチゾールで、採血時刻を揃えることが重要です。
【選択肢別解説】
1:○ コルチゾールは副腎皮質刺激ホルモン〈ACTH〉の概日リズムに従い、早朝から午前中に最も高くなります。
午後から低下し、深夜に最低になります。
2:× アドレナリンは時刻よりも、運動、精神的ストレス、体位などの影響を強く受けて変動します。
朝に高く夜に低いという明確な日内リズムの代表ではありません。
3:× アルドステロンは主にレニン・アンジオテンシン系と体位で調節されます。
立位で上昇するなど体位の影響が大きく、日内変動の代表として扱われるホルモンではありません。
4:× 抗利尿ホルモン〈ADH〉は血漿浸透圧や循環血液量に応じて分泌されます。
夜間に分泌が増えて尿量を減らすので、朝から午前中に高いパターンではありません。
5:× 甲状腺刺激ホルモン〈TSH〉は夕方から夜間にかけて上昇し、深夜に高くなります。
朝方に高く夜に低いコルチゾールとは逆のパターンです。
【ポイント】
コルチゾールとACTHは「早朝が最高、深夜が最低」と覚えます。
成長ホルモンやプロラクチンは睡眠中に分泌が増えることも、対比としてよく問われます。