正答
解説
本問は採点除外(複数の組合せを正解とする救済措置)です。
本問は2つ選ぶ形式で出題されましたが、ワクチン接種で予防可能な髄膜炎の原因菌は2、3、5の3つあります。
そのため正答を1つの組合せに決められず、3つのうちどの2つを選んでも正解とされました。
【選択肢別解説】
1:× 大腸菌は新生児髄膜炎の主要な原因菌ですが、予防のためのワクチンはありません。
2:○ インフルエンザ菌b型〈Hib〉による髄膜炎は、Hibワクチンで予防できます。
乳幼児の定期接種となってから、Hib髄膜炎は大きく減少しました。
3:○ 髄膜炎菌による髄膜炎は、髄膜炎菌ワクチンで予防できます。
寮生活をする人や流行地への渡航者、補体欠損症の患者などで接種が勧められます。
4:× Streptococcus agalactiae(B群溶血性レンサ球菌)は新生児髄膜炎の原因菌ですが、実用化されたワクチンはありません。
妊婦の腟・直腸の保菌検査と、分娩時の抗菌薬投与で予防します。
5:○ 肺炎球菌による髄膜炎は、肺炎球菌ワクチンで予防できます。
小児と高齢者の定期接種の対象になっています。
【ポイント】
細菌性髄膜炎のワクチンは「Hib、肺炎球菌、髄膜炎菌」の3つと覚えます。
新生児の髄膜炎の主な原因菌である大腸菌とB群溶血性レンサ球菌にはワクチンがありません。