正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
イムノクロマト法は、試料を試験紙の上で毛細管現象により流し、標識抗体と捕捉抗体で抗原を挟んでライン状に発色させる方法です。
特別な機器がなくても10〜15分程度で結果が出るため、外来で迅速診断キットとして使われます。
【選択肢別解説】
1:○ RSウイルスは、鼻腔ぬぐい液などを用いたイムノクロマト法の迅速抗原検査が行われています。
乳幼児の細気管支炎の診断に広く使われます。
2:× EBウイルス感染症の診断には、抗原検査ではなく、VCA-IgM抗体やEBNA抗体などの血清抗体検査を用います。
伝染性単核症では異型リンパ球の出現も参考になります。
3:× 麻疹ウイルスの診断には、IgM抗体の検出やPCR法などの遺伝子検査を用います。
イムノクロマト法の抗原検査は一般的に行われていません。
4:× ムンプスウイルスの診断には、主にIgM抗体などの血清抗体検査を用います。
イムノクロマト法の抗原検査は一般的に行われていません。
5:○ インフルエンザウイルスは、鼻腔ぬぐい液などを用いたイムノクロマト法の迅速抗原検査が広く行われています。
A型とB型を判別できるキットが一般的です。
【ポイント】
イムノクロマト法の迅速抗原検査は、インフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルス、ロタウイルス、ノロウイルス、A群溶血性レンサ球菌などで行われています。