正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
超音波の周波数と画像の関係は、減衰と分解能のトレードオフとして理解します。
周波数を高くすると細かく見えますが、深くまで届かなくなります。
【選択肢別解説】
1:○ 生体内での減衰は周波数にほぼ比例して大きくなります。
そのため、周波数が高いほど減衰しやすくなります。
2:× 周波数が高いほど減衰しやすいため、透過性は良くなるのではなく悪くなります。
深部を見るには低い周波数を使います。
3:× 周波数が高いほど波長が短くなるため、分解能は低くなるのではなく高くなります。
4:× 音速は組織によって異なります。
軟部組織ではおよそ1,500 m/s前後ですが、骨では速く、空気では遅くなります。
5:○ 音響インピーダンスの差が大きい境界ほど、超音波は強く反射します。
軟部組織と空気や骨の境界でほとんどが反射するのはこのためです。
【ポイント】
「高周波は高分解能だが浅い、低周波は深くまで届くが粗い」と覚えます。
体表の臓器には高周波、腹部や心臓には低めの周波数のプローブを使います。