正答4
解説
正解は4です。
血糖コントロールの指標には、HbA1c、グリコアルブミン、1,5-アンヒドログルシトール〈1,5-AG〉があります。
それぞれ反映する期間と、値に影響する要因が異なります。
【選択肢別解説】
1:× HbA1cは貧血の影響を受けます。
溶血性貧血や出血で赤血球寿命が短くなると、血糖に比べて低値になります。
2:× HbA1cが反映するのは2週間ではなく、過去1〜2か月の平均血糖値です。
赤血球の寿命が約120日であるためです。
3:× グリコアルブミンは肝硬変の影響を受けます。
アルブミンの代謝が遅くなるため、血糖に比べて高値になります。
4:○ アルブミンはヘモグロビンより糖化の速度が速いことが知られています。
そのためグリコアルブミンは、より短い過去約2週間の血糖の変化を鋭敏に反映します。
5:× 1,5-AGは高血糖で高値ではなく低値になります。
尿糖が出ると、腎尿細管での再吸収がグルコースと競合して妨げられ、尿中へ失われるためです。
【ポイント】
反映期間は「HbA1cは1〜2か月、グリコアルブミンは約2週間、1,5-AGは数日」と短くなる順に覚えます。