正答3
解説
正解は3です。
AD変換器は、連続したアナログ電圧をデジタルの段階値に変換する装置です。
nビットのAD変換器は2のn乗の段階で電圧を区切ります。
分解能は、入力電圧の範囲をこの段階数で割った値です。
【計算】
段階数 = 2⁸
= 256
分解能 = 2.5 V ÷ 256
= 2,500 mV ÷ 256
≒ 9.8 mV
選択肢の中で最も近いのは10 mVです。
【選択肢別解説】
1:× 1 mVは実際の分解能の約10分の1です。
この細かさを得るには、11ビット以上の変換器が必要です。
2:× 5 mVは実際の分解能の約半分です。
この細かさを得るには、9ビットの変換器が必要です。
3:○ 2.5 Vを256段階に分けると、1段階は約9.8 mVです。
最も近いのは10 mVです。
4:× 16 mVは2.5 Vを約156段階に分けた値で、8ビットの256段階とは合いません。
5:× 20 mVは2.5 Vを125段階に分けた値で、7ビットの128段階に近い値です。
【ポイント】
分解能は「電圧範囲÷2ⁿ」で求めます。
ビット数が1増えるごとに、分解能は2倍細かくなります。