正答1
解説
正解は1です。
検査項目ごとに、血清で測るものと全血で測るものがあります。
赤血球の中の成分を測る項目は、血液を固まらせない抗凝固剤入りの採血管が必要です。
【選択肢別解説】
1:○ ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉は赤血球中のヘモグロビンが糖化した割合を測る検査です。
赤血球を含む全血が必要なため、エチレンジアミン四酢酸〈EDTA〉などの抗凝固剤入り採血管を使います。
2:× インスリンは血清で測定でき、抗凝固剤は必須ではありません。
溶血すると分解されて低値になるため、溶血を避けることが大切です。
3:× C-ペプチドは血清で測定でき、抗凝固剤は必須ではありません。
4:× グリコアルブミンは血清中のアルブミンの糖化割合を測る検査で、血清を用います。
5:× 抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ〈GAD〉抗体は1型糖尿病の自己抗体で、血清で測定します。
【ポイント】
HbA1cは「赤血球の中」を測るので全血、グリコアルブミンは「血清蛋白」を測るので血清、と対比して覚えましょう。
血糖は解糖を止めるためフッ化ナトリウム入り採血管を使う点も頻出です。