正答1
解説
正解は1です。
髄液の糖は血液から供給されるため、髄液糖の値は同時期の血糖と比べて評価します。
正常では髄液糖は血糖のおよそ60〜80%です。
【選択肢別解説】
1:○ 髄液糖は血糖の影響を強く受けるので、髄液採取の前に血糖を測っておく必要があります。
細菌性髄膜炎などでは髄液糖が低下するため、血糖との比で低下を判断します。
2:× 赤血球数は髄液の評価に直接必要な項目ではありません。
髄液中の赤血球は穿刺時の出血やくも膜下出血の評価に使いますが、血液の赤血球数とは比べません。
3:× アミラーゼは膵炎などの評価に用いる項目で、髄液検査の前提にはなりません。
4:× 血中ビリルビンは髄液検査の前に必須の項目ではありません。
5:× マグネシウムは髄液検査の判定に必要な項目ではありません。
【ポイント】
髄液糖は「血糖の約2/3」が目安です。
細菌性・結核性・真菌性髄膜炎では低下し、ウイルス性髄膜炎ではほぼ正常という対比が頻出です。