正答1
解説
正解は1です。
臨床化学検査では、多くの項目が酵素を試薬として用いる酵素法で測定されます。
化学反応だけで呈色させる方法が主流の項目を見分けることがポイントです。
【選択肢別解説】
1:○ 総蛋白はビウレット法で測定します。
アルカリ性で銅イオンがペプチド結合と錯体をつくり紫色に呈色する化学反応で、酵素は使いません。
2:× カルシウムは、カルシウムで活性化される酵素を利用した酵素法でも測定されます。
キレート色素を用いる比色法もあります。
3:× グルコースは、ヘキソキナーゼ法やグルコースオキシダーゼ法などの酵素法で測定します。
4:× 総ビリルビンは、ビリルビンオキシダーゼを用いる酵素法でも測定されます。
バナジン酸酸化法などの化学的酸化法もあります。
5:× 高比重リポ蛋白〈HDL〉-コレステロールは、コレステロールエステラーゼとコレステロールオキシダーゼを用いる酵素法で測定します。
【ポイント】
総蛋白はビウレット法、アルブミンはブロムクレゾールパープル〈BCP〉改良法などの色素結合法です。
蛋白の定量には酵素法を使わないと覚えておきましょう。