正答1
解説
正解は1です。
マイコバクテリウム属は抗酸菌とも呼ばれ、発育速度や至適温度、光による色素産生が菌種の同定に使われます。
誤っている記述を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述で、これが答えです。
らい菌(M. leprae)は人工培地で培養できず、小川培地にも発育しません。
2:× 正しい記述です。
M. fortuitumは迅速発育菌に分類され、7日以内に集落を形成します。
3:× 正しい記述です。
M. kansasiiは光に当てると黄色の色素を産生する光発色菌です。
4:× 正しい記述です。
M. marinumは水槽や魚から感染し、皮膚病変をつくる菌で、30℃前後でよく発育します。
体表温度の低い手足に病変をつくりやすい理由です。
5:× 正しい記述です。
結核菌は小川培地上で、表面が乾いて凹凸のある淡黄色のR型集落をつくります。
【ポイント】
人工培地で培養できない菌として、らい菌と梅毒トレポネーマが代表です。
らい菌の検出は皮膚組織の抗酸菌染色や遺伝子検査で行います。