正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
酵素活性の測定では、目的の酵素の反応を直接測る方法と、生成物を別の酵素(共役酵素)で変換して測る方法があります。
JSCC勧告法で試薬に共役酵素が入っているものを選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× LDは乳酸を基質とし、生成したNADHを340 nmで直接測ります。
試薬に共役酵素は含まれません。
2:× ALPは4-ニトロフェニルリン酸を基質とし、生成した4-ニトロフェノールの黄色を直接測ります。
共役酵素は不要です。
3:× γ-GTは合成基質から遊離する発色団(5-アミノ-2-ニトロ安息香酸)を直接測ります。
共役酵素は含まれません。
4:○ アミラーゼの試薬には共役酵素のα-グルコシダーゼが含まれます。
アミラーゼが切断した断片をα-グルコシダーゼがさらに分解し、遊離した4-ニトロフェノールを測るためです。
5:○ コリンエステラーゼの試薬には共役酵素が含まれます。
基質のp-ヒドロキシベンゾイルコリンから生じたp-ヒドロキシ安息香酸を、p-ヒドロキシ安息香酸ヒドロキシラーゼで反応させ、NADPHの減少を測るためです。
【ポイント】
JSCC勧告法で共役酵素を使うのは、アミラーゼ、コリンエステラーゼ、CKなどです。
CKでは、ヘキソキナーゼとG6PDを共役させてNADPHの増加を測ります。