正答4
解説
正解は4です。
体表から電流が流れて起こる電撃をマクロショック、心臓に直接流れて起こる電撃をミクロショックといいます。
商用交流(50/60 Hz)のマクロショックでは、電流の大きさによって人体の反応が段階的に変わります。
【選択肢別解説】
1:× 100 μA(0.1 mA)は、ミクロショックで心室細動を起こす電流の閾値です。
体表からでは感じることもできない大きさです。
2:× 1 mAは、体表から流れたときにピリッと感じ始める最小感知電流です。
心室細動は起こりません。
3:× 10 mAは、筋が収縮して握った電線から手を離せなくなる離脱限界電流です。
心室細動の閾値ではありません。
4:○ 100 mAが、体表から流れて心室細動を起こす電流の閾値です。
体表から入った電流のうち、心臓を通るのはごく一部だからです。
5:× 1 Aでは心室細動にとどまらず、持続的な心筋収縮や重いやけどを起こします。
閾値としては大きすぎます。
【ポイント】
マクロショックは「1 mAで感じ、10 mAで離せず、100 mAで心室細動」です。
ミクロショックの心室細動閾値は100 μAで、マクロショックの1000分の1です。