正答3
解説
正解は3です。
アナログ信号をデジタル信号に変換する(A/D変換)には、3つの段階があります。
時間を区切って値を読む標本化、値を段階的な数値に丸める量子化、その数値を2進数に置き換える符号化です。
【選択肢別解説】
1:× 正規化は、データの範囲を0〜1などにそろえる処理です。
一定の時間間隔で信号を読み取ることではありません。
2:× 標準化は、データを平均0、標準偏差1に変換する処理です。
A/D変換の段階を表す用語ではありません。
3:○ 一定の時間間隔で信号を読み取ることは、標本化(サンプリング)です。
読み取る間隔をサンプリング周期といいます。
元の信号を再現するには、信号に含まれる最高周波数の2倍より高い周波数で標本化する必要があります(標本化定理)。
4:× 量子化は、標本化で読み取った値を、とびとびの段階の値に丸める処理です。
時間ではなく、振幅(値の大きさ)を区切る操作です。
5:× コード化(符号化)は、量子化した値を2進数などの符号に置き換える処理です。
時間間隔で読み取る操作ではありません。
【ポイント】
A/D変換は「標本化(時間を区切る)、量子化(値を区切る)、符号化(2進数にする)」の順です。
標本化の周波数が低すぎると、元にない低い周波数の信号が現れるエイリアシングが起こります。