正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
肝炎ウイルスはA型からE型まであり、核酸の種類と感染経路が試験によく出ます。
DNAウイルスはB型だけで、経口感染するのはA型とE型です。
【選択肢別解説】
1:× A型肝炎ウイルスはDNAウイルスではなくRNAウイルスです。
汚染された水や食品から経口感染し、慢性化はしません。
2:× B型肝炎ウイルスはRNAウイルスではなくDNAウイルスです。
血液や体液を介して感染し、ウイルスの増殖過程で逆転写を行うのが特徴です。
3:× C型肝炎ウイルス抗体(HCV抗体)は中和抗体ではありません。
抗体が陽性でもウイルスが体内に残っていることが多く、感染の目印として用いられます。
4:○ D型肝炎ウイルスは、増殖にB型肝炎ウイルスの表面抗原(HBs抗原)を必要とする不完全なウイルスです。
そのためB型肝炎ウイルスと同時感染するか、B型肝炎の人に重複感染します。
5:○ E型肝炎ウイルスは経口感染が主体です。
日本では、加熱不十分な豚・イノシシ・シカの肉や肝臓を食べて感染する例が多く報告されています。
【ポイント】
A型とE型は「経口感染・慢性化しない」、B型・C型・D型は「血液感染・慢性化しうる」と分けて覚えます。
E型肝炎は妊婦が感染すると重症化しやすいことも重要です。