正答
解説
本問は採点除外(複数の組合せを正解とする救済措置)です。
自動血球計数装置では、測定原理の違いにより、ヘマトクリット値(Ht)を実測する機種と、平均赤血球容積(MCV)を実測する機種があります。
そのため、Hbと組み合わせる2つ目の実測項目が機種によって異なり、正答が1つの組合せに定まりません。
ヘモグロビン濃度(Hb)はどの機種でも実測し、MCHとMCHCはどの機種でも計算で求めます。
【選択肢別解説】
1:△ Htは、電気抵抗法で赤血球ごとのパルスの高さを積算して直接求める機種では実測値です。
MCVを実測する機種では、MCV × RBCで計算される値になります。
2:○ Hbは、赤血球を溶血させてラウリル硫酸ナトリウム(SLS)などでヘモグロビンを発色させ、吸光度から直接測定します。
3:△ MCVは、パルスの高さから赤血球の容積を求める機種では実測値です。
Htを実測する機種では、Ht ÷ RBCで計算される値になります。
4:× MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)は、Hb ÷ RBCで求める計算値です。
実測はしていません。
5:× MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)は、Hb ÷ Htで求める計算値です。
実測はしていません。
【ポイント】
自動血球計数装置で実測するのは、赤血球数・白血球数・血小板数とHb、そしてHtまたはMCVのどちらかです。
赤血球指数(MCV・MCH・MCHC)の計算式は、単位も含めて書けるようにしておきます。