正答5
解説
正解は5です。
CD45ゲーティングでは、縦軸にCD45の蛍光強度、横軸に側方散乱光(SSC)をとります。
CD45は白血球共通抗原で、細胞の種類と成熟度で発現量が違います。
側方散乱光は細胞内部の顆粒の多さを反映します。
図で囲まれた集団は、CD45が最も強く(10²付近)、側方散乱光が非常に小さい(100未満)位置にあります。
【選択肢別解説】
1:× 単球は、CD45が強陽性で、側方散乱光がリンパ球よりやや大きい位置に分布します。
図では囲みのすぐ右側(側方散乱光100〜200付近)の集団に相当します。
2:× 顆粒球は顆粒が多いため側方散乱光が大きく、CD45は中等度です。
図では右側の横に広がる大きな集団(側方散乱光300〜700付近)に相当します。
3:× 赤血球系の細胞はCD45を発現しないため、図の下方のCD45陰性領域に分布します。
囲まれた集団ではありません。
4:× 骨髄芽球はCD45の発現が弱く、側方散乱光も小さいため、囲みの下方(CD45が10¹付近)の位置に分布します。
5:○ リンパ球は顆粒が少ないため側方散乱光が小さく、CD45の発現は白血球の中で最も強い細胞です。
囲まれた集団の位置と一致します。
【ポイント】
CD45ゲーティングは、急性白血病で芽球(CD45弱陽性・側方散乱光小)の集団を正確に切り出すために用いられます。
各細胞の位置を「CD45の強さ」と「顆粒の多さ」の2つで説明できるようにしておきます。