正答5
解説
正解は5です。
新鮮凍結血漿は、凝固因子の補充を目的として輸血する血液製剤です。
厚生労働省の「血液製剤の使用指針」では、凝固検査の値を目安に適応が示されています。
【選択肢別解説】
1:× プロトロンビン時間〈PT〉の目安は、活性30%以下です。
40%以下ではありません。
2:× PT-INRの目安は、2.0以上です。
1.5以上ではありません。
3:× 活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉の目安は、基準上限の2倍以上(活性25%以下)です。
1.5倍以上ではありません。
4:× 血清アルブミン値が低いことは、新鮮凍結血漿の適応ではありません。
新鮮凍結血漿をアルブミンの補充や栄養補給に用いることは不適切とされています。
5:○ 血漿フィブリノゲン値が150 mg/dL以下の低フィブリノゲン血症は、凝固因子の補充が必要な状態です。
新鮮凍結血漿の適応となる検査値として正しい内容です。
【ポイント】
新鮮凍結血漿の目安は「PT 30%以下またはINR 2.0以上、APTT 基準上限の2倍以上、フィブリノゲン 150 mg/dL以下」です。
アルブミンの補充や循環血漿量の確保には用いないことも重要です。