正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
播種性血管内凝固〈DIC〉は、基礎疾患によって全身の微小血管で凝固が過剰に起こる病態です。
凝固因子や血小板が消費されて減少し、同時に線溶が亢進します。
【選択肢別解説】
1:× 血小板数は増加せず、減少します。
微小血栓の形成で血小板が消費されるためです。
2:○ D-ダイマーは上昇します。
形成されたフィブリンが線溶で分解され、架橋フィブリンの分解産物が増えるためです。
3:× フィブリノゲンは上昇せず、低下します。
フィブリン形成のために大量に消費されるためです。
4:× アンチプラスミンは上昇せず、低下します。
亢進した線溶で生じたプラスミンと結合して消費されるためです。
5:○ プロトロンビン時間は延長します。
凝固因子が消費されて減少するためです。
【ポイント】
DICの診断では、血小板数・FDP(D-ダイマー)・フィブリノゲン・プロトロンビン時間を組み合わせます。
アンチトロンビンの低下も、凝固の亢進を示す重要な所見です。