正答2
解説
正解は2です。
肺気量分画の関係から残気量を求める計算問題です。
機能的残気量は安静呼気位で肺に残る量で、予備呼気量と残気量の和になります。
【計算】
機能的残気量=予備呼気量+残気量 です。
残気量=機能的残気量-予備呼気量 と変形します。
残気量=1.90 L-0.80 L です。
残気量=1.10 L です。
(検算:肺活量=最大吸気量+予備呼気量=1.20+0.80=2.00 Lで、与えられた値と一致します。)
【選択肢別解説】
1:× 0.70 Lは最大吸気量から1回換気量を引いた値(予備吸気量)です。
残気量ではありません。
2:○ 機能的残気量1.90 Lから予備呼気量0.80 Lを引いた1.10 Lが残気量です。
3:× 1.40 Lは機能的残気量から1回換気量を引いた値です。
引くべきは1回換気量ではなく予備呼気量です。
4:× 2.40 Lは機能的残気量に1回換気量を加えた値です。
残気量は機能的残気量より小さくなるはずです。
5:× 3.10 Lは肺活量2.00 Lに残気量1.10 Lを加えた全肺気量です。
残気量ではありません。
【ポイント】
残気量は通常のスパイロメトリーでは測れず、ガス希釈法や体プレチスモグラフ法で求めた機能的残気量から計算します。
「FRC=ERV+RV」「TLC=VC+RV」「VC=IC+ERV」の3つの関係を押さえましょう。