正答4
解説
正解は4です。
摘出臓器の色調・形・大きさから臓器を同定する問題です。
別冊No.11の臓器は、暗赤紫色で表面が平滑な楕円形の実質臓器です。
上縁には深い切れ込みが1か所あります。
下の目盛り(cm)から、長径は約12 cmと読み取れます。
【選択肢別解説】
1:× 心臓は円錐形の臓器です。
表面に冠動脈と心外膜下脂肪がみられ、大血管が出入りする点が異なります。
2:× 膵臓は細長い臓器です。
淡黄白色で、表面は分葉状に見える点が異なります。
3:× 肝臓は成人で1 kg以上ある大きな臓器です。
赤褐色で、図の臓器よりはるかに大きいです。
4:○ 脾臓です。
暗赤紫色で被膜が平滑な楕円形であること、長径約12 cmであることが根拠です。
上縁の切れ込み(脾切痕)も脾臓に特徴的な所見です。
5:× 腎臓はソラマメ形で、内側中央に腎門があります。
長径は約10〜12 cmですが、色は赤褐色で、図のような切れ込みはありません。
【ポイント】
脾臓は「暗赤紫色・楕円形・上縁の切れ込み・長径10〜12 cm程度」で見分けます。
割面では赤脾髄の中に白脾髄が点状に見えます。