正答1
解説
正解は1です。
腫瘍マーカーは、癌の種類ごとに有用なものが異なります。
乳癌に用いられるものを選びます。
【選択肢別解説】
1:○ CA15-3は乳癌の腫瘍マーカーです。
主に再発や転移の検出、治療効果の判定に用いられます。
2:× CA19-9は主に膵癌・胆道癌の腫瘍マーカーです。
Lewis式血液型でLe(a-b-)の人では産生されず、陰性になります。
3:× CYFRA21-1は肺扁平上皮癌の腫瘍マーカーです。
サイトケラチン19の断片を測定します。
4:× NSE(神経特異エノラーゼ)は肺小細胞癌や神経芽腫の腫瘍マーカーです。
溶血で偽高値になる点に注意が必要です。
5:× SCC(扁平上皮癌関連抗原)は扁平上皮癌の腫瘍マーカーです。
子宮頸癌・肺・食道・皮膚などの扁平上皮癌で上昇します。
【ポイント】
乳癌の腫瘍マーカーはCA15-3のほか、CEAやNCC-ST-439も用いられます。
小細胞肺癌はNSEとProGRP、肺扁平上皮癌はCYFRA21-1とSCCと整理しましょう。