正答4
解説
正解は4です。
ホルター心電図では、体動の影響を受けにくいように胸部に双極誘導を設定します。
代表的なものがCM5誘導とNASA誘導です。
図の電極位置を確認します。
②は胸骨柄、④は胸骨下端の剣状突起付近、③は右側胸部、⑤は左側胸部(V5の高さ)に相当します。
①は右鎖骨下付近です。
NASA誘導は、陰極を胸骨柄、陽極を剣状突起付近に置き、胸骨上を縦に結ぶ誘導です。
したがって陽極は④となります。
【選択肢別解説】
1:× ①は右鎖骨下付近で、NASA誘導の電極位置ではありません。
2:× ②は胸骨柄で、NASA誘導の陰極の位置です。
CM5誘導でも胸骨柄が陰極になります。
3:× ③は右側胸部で、NASA誘導の電極位置ではありません。
CC5誘導の陰極(V5R付近)に相当します。
4:○ ④は剣状突起付近で、NASA誘導の陽極の位置です。
胸骨柄と剣状突起を結ぶため、P波が見やすく、体動の影響も受けにくい誘導です。
5:× ⑤は左側胸部のV5付近で、CM5誘導やCC5誘導の陽極の位置です。
【ポイント】
NASA誘導は「胸骨柄(−)から剣状突起(+)」でV1に近い波形となり、P波の観察に優れます。
CM5誘導は「胸骨柄(−)からV5(+)」でV5に近い波形となり、ST変化の検出に優れます。