正答4
解説
正解は4です。
静止膜電位は、刺激を受けていない細胞の内側が外側に対してどれだけ負になっているかを示す値です。
細胞膜のカリウムに対する透過性が高いため、カリウムの平衡電位に近い負の値になります。
【選択肢別解説】
1:× +30mVは、活動電位の頂点(オーバーシュート)付近の値です。
Na⁺が流入して膜電位が正に逆転したときにみられます。
2:× 0mVは、細胞の内外に電位差がない状態です。
静止状態の神経細胞の膜電位ではありません。
3:× −50mVは、活動電位が発生する閾電位に近い値です。
静止膜電位がここまで脱分極すると活動電位が発生します。
4:○ 正常な神経細胞の静止膜電位は約−70mVです。
Na⁺-K⁺ATPaseがつくるイオンの濃度差と、K⁺が膜を通って外へ出やすいことで維持されます。
5:× −100mVは、神経細胞の静止膜電位としては深すぎます。
K⁺の平衡電位(約−90mV)よりもさらに負の値で、通常の静止状態ではみられません。
【ポイント】
神経の静止膜電位は約−70mV、閾電位は約−55mV、活動電位の頂点は約+30mVと順に覚えましょう。