正答3
解説
正解は3です。
化膿性炎は、ブドウ球菌やレンサ球菌などの化膿菌による急性炎症です。
大量の好中球が集まり、組織を融解して膿をつくるのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 形質細胞はB細胞から分化した抗体産生細胞です。
慢性炎症で多くみられ、化膿性炎の主体ではありません。
2:× 好酸球はアレルギー性炎症や寄生虫感染で増えます。
化膿性炎で多数みられる細胞ではありません。
3:○ 化膿性炎では好中球が多数認められます。
好中球は細菌を貪食し、蛋白分解酵素を放出して組織を融解するため、膿が形成されます。
膿の中の細胞成分の大部分は好中球です。
4:× 組織球(マクロファージ)は、慢性炎症や肉芽腫性炎で多くみられます。
類上皮細胞や多核巨細胞に変化して肉芽腫をつくります。
5:× リンパ球は慢性炎症やウイルス感染で多くみられます。
化膿性炎の主体となる細胞ではありません。
【ポイント】
急性炎症(化膿性炎)は好中球、慢性炎症はリンパ球・形質細胞・マクロファージ、アレルギーは好酸球と覚えましょう。