正答2
解説
正解は2です。
腫瘍の中には、砂粒体(同心円状の層をもつ石灰化小体)などの石灰沈着を伴いやすいものがあります。
画像診断や病理診断の手がかりとして重要です。
【選択肢別解説】
1:× 脂肪腫は成熟した脂肪細胞からなる良性腫瘍です。
石灰沈着を伴いやすい腫瘍ではありません。
2:○ 髄膜腫は石灰沈着を伴いやすい腫瘍です。
腫瘍細胞が渦巻き状に配列し、その中心に砂粒体がよくみられます。
画像検査でも石灰化として描出されることがあります。
3:× 肝細胞癌は石灰沈着を伴いやすい腫瘍ではありません。
多血性の腫瘍で、被膜や内部の出血・壊死が特徴です。
4:× 子宮頸癌の多くは扁平上皮癌で、石灰沈着を伴いやすい腫瘍ではありません。
5:× 悪性黒色腫はメラニン色素の産生が特徴の腫瘍です。
石灰沈着を伴いやすい腫瘍ではありません。
【ポイント】
砂粒体がみられる腫瘍は、髄膜腫・甲状腺乳頭癌・卵巣の漿液性癌が代表です。