正答2
解説
正解は2です。
ヤング率(縦弾性率)は、物体を引っ張ったときの応力をひずみで割った値です。
ヤング率が大きいほど硬く、伸びにくい材料であることを示します。
【選択肢別解説】
1:× 筋(引っ張り)のヤング率は小さいです。
筋は柔らかく大きく伸びるため、腱よりはるかに小さい値になります。
2:○ 腱(引っ張り)のヤング率が最も大きいです。
腱はコラーゲン線維が引っ張る方向にそろって並んでいるため、ほとんど伸びません。
筋の力を骨に効率よく伝えるために、高い剛性が必要です。
3:× 大腸(円周方向)のヤング率は小さいです。
内容物に合わせて大きく広がるため、柔らかい組織です。
4:× 動脈(円周方向)のヤング率は腱より小さいです。
弾性線維を多く含み、拍動に合わせて広がったり縮んだりします。
5:× 肺胞(拡張方向)のヤング率は非常に小さいです。
呼吸のたびに大きく膨らむため、生体の中でも特に柔らかい組織です。
【ポイント】
生体組織の硬さは、骨が最も大きく、次いで腱、血管や内臓・肺は小さいと覚えましょう。
コラーゲン線維がそろって並ぶ組織ほどヤング率が大きくなります。