正答5
解説
正解は5です。
増幅器を直列に接続したときの総合増幅度は、倍率で表すと各増幅度の積になります。
デシベル〈dB〉で表すと、各増幅度のdB値の和になります。
【計算】
電圧増幅度のdB値 = 20 × log₁₀(増幅度)
4倍:20 × log₁₀4 = 20 × 0.6 = 12 dB
10倍:20 × log₁₀10 = 20 × 1 = 20 dB
100倍:20 × log₁₀100 = 20 × 2 = 40 dB
総合増幅度 = 12 + 20 + 40 = 72 dB
倍率で確かめると、4 × 10 × 100 = 4,000倍で、20 × log₁₀4,000 ≒ 72 dBです。
【選択肢別解説】
1:× 24 dBは、各増幅度のdB値を正しく合計した値ではありません。
2:× 32 dBは、4倍を12 dB、10倍を20 dBとして足しただけの値で、100倍の40 dBが含まれていません。
3:× 46 dBは、正しい計算から得られる値ではありません。
4:× 66 dBは、正しい計算から得られる値ではありません。
4倍を6 dBと誤って計算すると66 dBになります。
5:○ 各増幅度をdBに換算して合計すると、72 dBになります。
【ポイント】
電圧増幅度では「2倍=6 dB、10倍=20 dB、100倍=40 dB」を覚えておくと計算が速くなります。
電力の場合は10 × log₁₀を用いる点に注意しましょう。