正答2
解説
正解は2です。
病理解剖(剖検)の目的と、法律上の手続きを問う問題です。
病理解剖は死体解剖保存法に基づき、病死した患者の死因や病態を明らかにするために行います。
【選択肢別解説】
1:× 病理解剖は手術室ではなく、病院の解剖室(剖検室)で行います。
2:○ 病理解剖では、死因の確定のほか、臨床診断の妥当性や治療効果を検証します。
その結果は医療の質の向上に役立てられます。
3:× 死体解剖保存法により、病理解剖には原則として遺族の承諾が必要です。
4:× 解剖を行えるのは、死体解剖資格の認定を受けた医師などに限られます。
医師であれば誰でも行えるわけではありません。
5:× 犯罪との関係が疑われる死体は、刑事訴訟法に基づく司法解剖の対象です。
病理解剖の対象ではありません。
【ポイント】
解剖には、病理解剖、司法解剖、行政解剖、系統解剖があります。
病理解剖は病死した患者の死因や治療効果を検証する目的で行うと区別しましょう。