正答5
解説
正解は5です。
貯血式自己血輸血は、手術前に自分の血液を採って保存し、手術時に戻す方法です。
この問題は採血の対象とならないものを選ぶので、○ が答え(対象とならない条件)です。
採血の対象になるかどうかの基準を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 妊婦も、前置胎盤など出血が予想される場合には、母体と胎児の状態に注意して自己血採血の対象になります。
2:× 年齢に上限はなく、全身状態がよければ高齢者も対象になります。
3:× 体重が少ない場合は、1回の採血量を体重に応じて減らして行います。
体重40 kgでも対象から除外されるわけではありません。
4:× 自己血は本人にだけ戻すため、HBs抗原陽性でも対象になります。
ただし取り違えを防ぐ表示や管理を徹底します。
5:○ 自己血採血は原則としてHb値11.0 g/dL以上で行います。
Hb値9.5 g/dLでは採血で貧血が悪化するため、対象になりません。
【ポイント】
貯血式自己血輸血の採血基準はHb値11.0 g/dL以上が目安です。
菌血症の可能性がある細菌感染症の患者は、採血の対象から外れます。