正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
EBウイルス〈EBV〉は、多くの人が小児期に感染し、その後生涯にわたって体内に潜伏するウイルスです。
思春期以降に初めて感染すると伝染性単核球症を起こすことがあります。
【選択肢別解説】
1:○ EBウイルスはヘルペスウイルス科のγヘルペスウイルス亜科に属するDNAウイルスです。
ヒトヘルペスウイルス4型とも呼ばれます。
2:○ EBウイルスはB細胞表面のCD21を受容体として感染します。
初感染のあとは、B細胞の中に潜伏して生涯持続します。
3:× EBNA(EBウイルス核抗原)に対する抗体は、初感染から数週〜数か月たって出現します。
初感染の急性期には陰性で、陽性であれば既感染を示します。
4:× 伝染性単核球症は、主に思春期以降のEBウイルスの初感染で発症します。
再活性化によって起こるものではありません。
5:× EBウイルスの特異抗体(VCA・EA・EBNA)の検査には、蛍光抗体法や酵素免疫測定法を用います。
ラテックス凝集反応は用いません。
【ポイント】
初感染の急性期は「VCA-IgM陽性・EBNA抗体陰性」、既感染は「VCA-IgG陽性・EBNA抗体陽性」と覚えましょう。
伝染性単核球症では異型リンパ球の増加と異好抗体(Paul-Bunnell反応)も見られます。