正答3
解説
正解は3です。
新鮮凍結血漿〈FFP〉は、血漿を採血後すぐに凍結した製剤で、第V因子や第VIII因子のような不安定な凝固因子も含んでいます。
輸血用血液製剤は目的に応じて使い分けることが重要です。
【選択肢別解説】
1:× 貧血の改善には赤血球液を用います。
新鮮凍結血漿には赤血球が含まれていません。
2:× 血小板の補充には濃厚血小板を用います。
新鮮凍結血漿には血小板が含まれていません。
3:○ 新鮮凍結血漿は、複数の凝固因子が不足して出血している場合の凝固因子の補充に用います。
肝障害や播種性血管内凝固〈DIC〉、大量輸血に伴う凝固障害が代表的な適応です。
4:× アルブミンの補充にはアルブミン製剤を用います。
新鮮凍結血漿をアルブミン補充の目的で使うことは不適切とされています。
5:× 血漿浸透圧(膠質浸透圧)の維持にも、アルブミン製剤を用います。
新鮮凍結血漿は浸透圧の維持を目的に使う製剤ではありません。
【ポイント】
新鮮凍結血漿は使用前に30〜37℃で融解し、融解後はできるだけ早く使います。
投与の目安には、プロトロンビン時間や活性化部分トロンボプラスチン時間、フィブリノゲン値を用います。