正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
能動免疫は、抗原の刺激を受けた本人の免疫系が、自ら抗体や記憶細胞をつくって得る免疫です。
受動免疫は、他者がつくった抗体を受け取って得る一時的な免疫です。
【選択肢別解説】
1:○ 病原体に感染すると、本人の免疫系が抗原に反応して抗体と記憶細胞をつくります。
これは自然能動免疫です。
2:○ 生ワクチンは弱毒化した病原体を接種し、本人の免疫系に抗体と記憶細胞をつくらせます。
これは人工能動免疫です。
3:× 免疫グロブリン製剤は、他者がつくった抗体を投与するものです。
人工受動免疫で、効果は一時的です。
4:× 胎盤を通じて母親のIgG抗体が胎児に移るのは、自然受動免疫です。
生後数か月の感染防御に役立ちます。
5:× 母乳中の分泌型IgA抗体が児の腸管に移るのも、自然受動免疫です。
児自身がつくった抗体ではありません。
【ポイント】
能動免疫と受動免疫は、それぞれ自然と人工に分けて4つに整理しましょう。
能動免疫は成立までに時間がかかりますが長く続き、受動免疫はすぐ効きますが短期間で消えます。