正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3です。
中和抗体は、ウイルスの表面に結合して細胞への感染を防ぐ抗体です。
中和抗体があれば、そのウイルスに対して免疫があると判断できます。
【選択肢別解説】
1:○ HBs抗体は、B型肝炎ウイルスの表面抗原に対する抗体です。
ウイルスの感染を防ぐ中和抗体で、ワクチン接種後や感染からの回復後に陽性になります。
2:× HCV抗体は、C型肝炎ウイルスの感染を示す抗体です。
陽性でもウイルスが残っていることが多く、感染を防ぐ働きはありません。
3:○ IgG-HA抗体は、A型肝炎ウイルスに対するIgG抗体です。
感染を防ぐ中和抗体で、過去の感染やワクチン接種による免疫を示します。
4:× HIV-1/2抗体は、HIV感染を示す抗体です。
陽性でもウイルスの増殖は抑えられず、感染を防ぐ働きはありません。
5:× IgG-HBc抗体は、B型肝炎ウイルスのコア(内部)の抗原に対する抗体です。
ウイルス粒子の内部に対する抗体なので、中和作用はなく、感染の既往の指標になります。
【ポイント】
HBs抗体は「免疫あり」、HBc抗体は「感染したことがある」の指標です。
ワクチン接種だけの人は、HBs抗体だけが陽性になります。