正答3
解説
正解は3です。
アミラーゼの性質と、血清アミラーゼが変動する病態についての誤りを探す問題です。
この問題は誤っている記述を選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× アミラーゼはCl-によって活性化されます。
カルシウムを含む酵素でもあり、EDTAなどのキレート剤で活性が低下します。
記述は正しいです。
2:× アミラーゼはデンプンなどの多糖を水を使って分解する酵素で、加水分解酵素に分類されます。
記述は正しいです。
3:○ α-アミラーゼが切断するのはα-1,4-グリコシド結合です。
分岐点のα-1,6-グリコシド結合は切断しないため、記述は誤りです。
4:× 唾液腺型アミラーゼには糖鎖が付いた分子種があり、膵型よりやや高分子量とされます。
記述は正しいです。
5:× アミラーゼは比較的小さな分子で、腎臓から尿中に排泄されます。
腎不全では排泄が減るため血清アミラーゼが上昇します。
記述は正しいです。
【ポイント】
アミラーゼは尿中に排泄される数少ない酵素で、尿アミラーゼも測定されます。
マクロアミラーゼ血症では、血清アミラーゼが高く尿アミラーゼが低いという乖離が起こります。