正答5
解説
正解は5です。
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる原因不明の炎症性腸疾患です。
クローン病との違いがよく問われます。
【選択肢別解説】
1:× 潰瘍性大腸炎は直腸から始まり、口側へ連続して広がります。
回盲部に好発するのはクローン病や腸結核です。
2:× 長期にわたる潰瘍性大腸炎で合併が増えるのは、胃がんではなく大腸がんです。
3:× 陰部潰瘍はベーチェット病の主症状の1つです。
潰瘍性大腸炎の合併症として特徴的なものではありません。
4:× 潰瘍性大腸炎は20歳代を中心とした若年者に多く発症します。
高齢者に多い疾患ではありません。
5:○ 潰瘍性大腸炎では、粘膜の陰窩(腺管)内に好中球が集まって膿瘍を作る陰窩膿瘍が特徴的です。
炎症は主に粘膜と粘膜下層に限られます。
【ポイント】
潰瘍性大腸炎は「直腸から連続性・粘膜中心・陰窩膿瘍」、クローン病は「全消化管に非連続性・全層性・非乾酪性類上皮細胞肉芽腫」と対比して覚えます。