正答4
解説
正解は4です。
尿試験紙は項目ごとに異なる化学反応を利用しています。
酵素反応を用いるのはグルコースだけで、グルコースオキシダーゼとペルオキシダーゼによる二段階の反応で発色させます。
【選択肢別解説】
1:× 蛋白はpH指示薬の蛋白誤差を利用する方法です。
テトラブロモフェノールブルーなどの指示薬が、アルブミンと結合して変色します。
2:× 亜硝酸塩はグリース反応(ジアゾ反応)を利用します。
亜硝酸がスルファニルアミドなどとジアゾ化合物を作り、カップリングして赤色に発色します。
3:× ケトン体はニトロプルシド反応(レガール法)を利用します。
アセト酢酸やアセトンがニトロプルシドナトリウムと反応して紫色になります。
4:○ グルコースは酵素法です。
グルコースオキシダーゼ〈GOD〉がグルコースを酸化して過酸化水素を生じ、ペルオキシダーゼ〈POD〉が色原体を発色させます。
5:× ビリルビンはジアゾ反応を利用します。
ビリルビンがジアゾニウム塩とカップリングしてアゾビリルビンを生じ、発色します。
【ポイント】
試験紙のグルコースは酵素法なのでグルコースに特異的で、ほかの還元糖には反応しません。
一方、アスコルビン酸などの還元物質があると、過酸化水素が消費されて偽陰性になります。