正答2
解説
正解は2です。
選択分離培地は、目的の菌だけが発育しやすいように、ほかの菌の発育を抑える物質を加えた培地です。
マンニット食塩培地は7.5%の食塩を含み、食塩に強いブドウ球菌だけが発育できます。
さらにマンニット分解を色で判定し、黄色ブドウ球菌を見分けます。
【選択肢別解説】
1:× BTB乳糖寒天培地は、乳糖分解の有無を指示薬の色で見分ける鑑別培地です。
発育を抑える物質をほとんど含まないため、選択分離培地には当たりません。
2:○ マンニット食塩培地は高濃度の食塩でほかの菌の発育を抑える選択分離培地です。
黄色ブドウ球菌はマンニットを分解し、集落の周りが黄色になります。
3:× 血液加ブルセラ寒天培地は、嫌気性菌を幅広く発育させる非選択培地です。
4:× トリプチケースソイ寒天培地は、多くの菌を発育させる汎用の非選択培地です。
5:× ブレインハートインフュージョン寒天培地は、栄養要求性の高い菌も発育させる汎用の非選択培地です。
【ポイント】
選択分離培地の例には、マンニット食塩培地、DHL寒天培地、SS寒天培地、TCBS寒天培地などがあります。
非選択培地は、どの菌がいるか分からない検体の初代培養に広く使います。