正答1
解説
正解は1です。
加齢に伴い、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・皮膚感覚のいずれも感度が低下します。
「過敏になる」のではなく「鈍くなる」方向の変化であることが基本です。
【選択肢別解説】
1:○ 加齢により味蕾の数や味覚の感受性が低下し、特に塩味の閾値が上がります。
そのため高齢者は味付けが濃くなりやすく、塩分のとりすぎに注意が必要です。
2:× 嗅覚は加齢により低下します。
異臭に過敏になるのではなく、ガス漏れや食べ物の腐敗に気づきにくくなります。
3:× 温度覚も加齢により低下します。
温刺激に過敏になるのではなく、熱さに気づきにくくなり、やけどの危険が高まります。
4:× 加齢による老視は、水晶体の弾力低下で近くの物に焦点を合わせにくくなる状態です。
遠くではなく、近くの物が見えにくくなります。
5:× 加齢性難聴では、低い周波数よりも高い周波数の音の聞き取りが先に低下します。
記述は逆です。
【ポイント】
高齢者の感覚機能は、老視(近くが見えにくい)、高音域からの難聴、嗅覚・味覚(特に塩味)・温度覚の低下が代表的です。
生活指導では、やけどやガス漏れ、塩分過多への注意につなげて考えます。