正答1
解説
正解は1です。
腎臓は第12胸椎から第3腰椎の高さで、腹膜の後ろ(後腹膜)にある左右一対の臓器です。
腎臓でつくられた尿は、腎乳頭から腎杯に出て腎盤(腎盂)に集まり、尿管を通って膀胱へ運ばれます。
【選択肢別解説】
1:○ 尿は腎杯(小腎杯・大腎杯)から腎盤に集まり、尿管へ流れます。
尿の流れの順序として正しい記述です。
2:× 腹大動脈は正中よりやや左にあるため、右の腎臓までの距離が長くなります。
そのため右腎動脈の方が左腎動脈より長く、下大静脈の後ろを通ります。
3:× 右腎の上には大きな肝臓があるため、右腎の方が左腎よりやや低い位置にあります。
4:× 尿管は膀胱の前上面ではなく、後下面(膀胱底)に斜めに入り込んで開口します。
左右の尿管口と内尿道口を結ぶ三角形の部分を膀胱三角といいます。
5:× 腎臓は後腹膜にあり、結腸の前方ではなく後方に位置します。
【ポイント】
左右の腎臓の違いは、右腎の方が低い、右腎動脈の方が長い、左腎静脈の方が長い(腹大動脈の前を横切る)と整理します。