正答3
解説
正解は3です。
痛風は、血液中の尿酸が高い状態(高尿酸血症)が続き、尿酸ナトリウムの結晶が関節などに沈着して起こる疾患です。
足の親指の付け根(第1中足趾節関節)に起こる激しい関節炎(痛風発作)が典型的です。
【選択肢別解説】
1:× 痛風は女性ではなく男性に多く、患者の大部分が男性です。
女性ホルモンに尿酸の排泄を促す作用があるため、閉経前の女性の発症はまれです。
2:× 痛風は80代ではなく、30〜50代の中年男性に多くみられます。
3:○ 尿酸の結晶は関節だけでなく、腎臓(痛風腎)や尿路(尿路結石)、皮下(痛風結節)などにも沈着します。
高血圧や脂質異常症などの合併も多く、多臓器に症状を起こす疾患です。
4:× 痛風は、るいそう(やせ)ではなく肥満に合併しやすい疾患です。
過食や飲酒などの生活習慣が関わります。
5:× ピロリン酸カルシウムの結晶が関節に沈着するのは偽痛風です。
痛風で沈着するのは尿酸ナトリウムの結晶です。
【ポイント】
痛風は中年男性・肥満・飲酒・足の親指、偽痛風は高齢者・膝関節・ピロリン酸カルシウムと対比して覚えます。